プログラム温度調節器で温度管理の自動化
私達が色々なものを作ったりする時に、熱を上昇させるということはよくあります。
その様な際の最も簡単な場合というのは、ある一定の温度にするというものです。
ある一定の値にして、その値で様々な加工をするという事がよく行なわれます。
その様なことで多く人によく知られているのが飴細工です。
飴細工の場合には、ある一定以上にすると飴が柔らかくなって加工がしやすくなります。
この値が下がると硬くなってしまいますので、常にある一定の暖かさにしておくということが大切です。
その様な際の調節というのは、ある値以上になったらヒーターが切れ、ある値以下になったヒーターが入るというようなコントロールが行われます。
かなり多くのことが、このような値を一定値に保つというコントロールによって行われていますが、作業工程の中にはもっと複雑なものもあります。
これを変えながら作業を行わなければならないという工程についても様々なものがありますが、そのような際には、例えばある時間の間にどの程度のはやさで上げ、その後に一定にしてある一定時間保ち、更にその後にある一定の速さで下げていくなどというような事が行われます。
その様な際に用いられるのが、プログラム温度調節器です。
このプログラム温度調節器にも様々な種類があり、簡単なものでは小さな箱のようなもので全てを行うことができます。
複雑なものについては、コンピューターなどを使うというものもあります。